久し振りに娘からメール。
少々愚痴っぽい・・・(苦笑)。
この娘が、こういう感じの時は例外なく身の上に問題が持ち上がった時。
頼る身内のいない彼女は、申し訳ないという気持ちからか素直に問題をぶつけてくることは少ない。ずいぶん遠まわしに出てくる。
これは、こちらが察してあげないといけないのだ。
どうやら、彼氏と結婚前提に同居を始めたいらしいのだが、身内のいない彼女の場合、借家の保証人になれる人がいないのだ。彼も事情があっていないらしい。
今のワンルームのアパートはそれでも伯母さんに保証人を頼んだらしいが、すっかり疎遠になりギクシャクしてる事は知ってる。
本来は賃貸契約の場合、3親等以内の保証人が必要なのだ。が、今の僕では親族以外の保証人にしかなれない。
それでも、
「そういう条件の物件を探してみるから、その時はお願いしていい・・・?」
それは勿論構わないのだ。
「いつも力になってくれてありがとう。」
そんな他人行儀のお礼などいらないのだが、これは性格的なのか、必ず彼女は感謝の言葉を口にする。
広い意味で言って、そういう所は今後彼女自身の助けになるだろうと思ってる。
世の中には自分がいくら頑張ってもどうにもならない事も多いのだが、一方でホンの少し手を差し伸べてもらえれば、大きく飛躍する可能性のある人も数多いる。
そのタイミングで手を差し伸べられる事無く、残念な結果になっている人たちもまた数多いる。
僕は大してできる事はないけど、娘が一生懸命前を向いて歩こうとしている時に、自分に責任のない理由でそれが咎められるのは理不尽だと思う。だから彼女のためにできる事をしてあげたい。それを約束した。
幸い彼女は、僕に対して父親同然という感情は少しは残してくれてたようで、とても嬉しい。
「僕にとっては大事な一人娘だからね・・・。」
「ホントありがとう。実際の親には何もしてもらってないけど、それ以上にお父さんだよね。」
こういう時はしおらしい。(笑)
それでも「彼氏にも話してあるから、会ってみて欲しい」と言われたのには少し驚いた。
嬉しい驚きだった。
僕は「家族」というものに対して少し思い入れが強いと自覚してる。
だから、余り彼女と近くにいようとすると、重石になってしまわないかと危惧してたけど、あの娘はそれも見抜いてた・・・。あれまぁ・・・一本取られた。
もう大人の一人前の女性であるから、彼女が決めた事にとやかく言うつもりもない。
今のように、これからも前を向いて行って欲しいだけだ。
そう言いつつも心の中では、自分にとってあの娘は今でも赤いランドセルをしょってるくらいという感覚もあって、少々複雑な想いだ。
「今週中に一回一緒にご飯食べよう。」
そう言ってくれた。
話したいことがあるんだろうなぁ。
喜んで聞かせてもらうことにしよう。